本車両は地域の特性に合わせて専用設計されています。SUS304製の水槽は2000リットルの水を積載することができます。車両構造は左右三面のオールシャッターボックス構造でオーバーハングによる外輪差を吸収する為に車体後部左右にチャンファリング(面取り)加工を施しています。また、サイドプルシステムを採用したことからポンプ装置をセンターマウントする事が可能となり、第一シャッター全面を資器材スパースとする事が可能になっています。
車体上部にはバランスダンパー式はしご昇降装置、後部には加納式電動ホースレイヤーを搭載しています。この車体レイアウトはこれからの水槽車のベンチマークとなるでしょう。