ポンプ＆レスキュー　専用設計車両　SUS304製６００Lタンク　狭隘地対応

本車両はポンプ車の機能に救助工作車の機能を融合したポンプ＆レスキュー車両として専用設計されました。▼消防専用シャシは5.5トンの増トン、シャシを採用し、狭隘地での最小回転半径を小さくする為、フレームカットを施し、ホールベースを標準の3,750ｍｍから、3,500ｍｍに短縮しています。▼また、本車両が配備される地域は天高の低いトンネルが存在する為、消防専用シャシのキャビンルーフを約150ｍｍカット、艤装後の全高を2700ｍｍに押さえています。▼さらに、車両上部を前下がりに専用設計し、搭載される梯子装置がキャビンより高くならないよう配慮されています。▼また、救助工作車としての機能を損なわないように、車両後部には2.22ｔの荷台内架装型クレーンを装備。クレーンを装備した事で全高が高くならない様細心の注意を払い設計されています。▼後部の救助資器材を搭載する為のスペースは最小で最大の積載量が取れるように工夫され、これまでのポンプ＆レスキュー車両の常識をくつがえしています。▼この車両は専用設計車両の艤装技術はどうあるべきかを明確に示していると言えるとでしょう。