この車両は狭隘地での活動を考慮して専用設計されています。1500リットルの水槽を7000mmの全長の中に搭載する為に様々な工夫がなされています。また、車体後部左右にリヤタイヤの軌跡を考慮したチャンファー加工が施されており、このチャンファー加工により外輪差を小さくすることに成功しています。チャンファー部分には鳶口、スコップ、スリング等の長尺物の収納が出来ます。また、十分な救助資器材等を搭載する為、左右から吸管を振りだす事が出来るサイドプルシステムを搭載しています。これにより、大きな資器材スペースを確保しています。車両後部には加納式ホースカーを搭載、照明装置はキャビン上部にメタルハライド400W×2灯、キャビン後部左右にメタルハライド160W×2灯を装備しています。さらに、CAFSシステムを装備し、延焼防止、小水量での消火を図っています。